検査入院終了(ブルガダ症候群)

 9/11 – 9/13 の間、検査入院をして参りました。その結果を報告いたします。

 今回の入院目的は、ブルガダ症候群のリスク度合いを確認するため、心臓電気生理検査を受けることでありました。

 検査は、ガイドラインに沿って、カテーテルを用いて、電極を心臓まで送って、不整脈を誘発することを多々条件を代えて行われ、結果、記憶が正しければ、6回ほど不整脈が誘発されております。

 この内、意識のあるうちに電気ショックを受け復活したのが1回、意識を失ってしまったのが1回(これも、電気ショックで復活したのかもしれません)、残りは、自然に復活したようであります。意識を失ってしまったときの条件は、ガイドラインからは外れてはいるものの、結果としては、大いに参考になるものらしいです。

 不整脈を生じるとこのような状態になるのかと実際に経験することにもなったのですが、結構、怖い検査でありました。

 本日、説明を受け、結論を申しますと、ブルガダ症候群のクラスとしましては、Ⅱaに該当するものと考えられ、突然死のリスクを回避するため、『植込み式除細動器を植込むことが有効である可能性が高い』との見解であります。

 クラスⅡaに関しましては、以下のサイトに記載がありますが、『ブルガダ型心電図を有し、次の3つのうち2つ以上があてはまる患者さん:1. 失神の既往がある、2. 突然死の家族歴をもつ、3. 電気生理学的検査で心室細動が誘発される』とのことで、1. 失神の既往があるというところに、当時、パニック障害で、意識を失っている点を当てはめております(パニック障害と所見されたが、原因不明とも言える)。 2. 突然死の家族歴をもつに関しましても、叔父(父の弟)が、40代前半に、突然の発作により、電車のホームで亡くなっている点も考慮されております(心筋梗塞のようだが、これも詳細はわからない突然死かもしれない)。

https://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000656.html

 

 次回、主治医と会うのは、10月19日(水)の予約となり、それまでに、妻とも良く話をして、『植込み式除細動器』を受入れるのかを決めていく形となりますが、今のところ、植込むべきなのかと話をしております。非常に抵抗感もあるのではありますがね。

 と言うことで、『植込み式除細動器』を植込んでしまえば安心して過ごせるとポジティブに考えたいと思っております。

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